おはようございます!合同会社sInの長嶋です。
急に寒くなりましたね。
悩みが無さそうとか、風邪引かなそうと周りから言って頂ける僕は、
夏産まれじゃない?と言われますが、ガッツリ?冬産まれなんです。
本当は、幻の昭和64年に産まれる筈が、2週間ほど早く未熟児で産まれました。
この、未熟児で、の部分ですが、信じてもらえない率≒100%ですね。
これもきっと、周りから元気がいいと思われている証拠でしょうか。
話を戻しますが、寒いの苦手なんですよね。
中学校まで野球をやっていたのですが、家から着ていく枚数は7枚とか着こんで行くんです。
で、アップして試合に臨む時には3枚になっている、ってくらい寒がりなんです。
今は、ユニクロのヒートテックのお陰で、朝に7枚着こむ必要はなくなりました。
そんな寒がりの僕が、そんな中始めた?新習慣があります。
冷水シャワーです(笑)
起きて直ぐやる程の鋼メンタルはありませんが、シャワーの最後は冷水で終わります。
話の流れからあり得ないと思われたと思いますが、10月中旬頃から始めました。
なんなら、アホって思われた方もいるかもしれませんね。
何のためにしているかと言うと、人間の本能的な領域?にアプローチする為です。
益々、何を言ってるのか分からないですね。
例えば、今の日本だと、大人の人の多くは、スーツや仕事着を着て、仕事に行きますね。
でも、ずーっと何十万年も、狩猟採集によって生きてきた訳です。
調べると、アウストラロピテクス(猿人)から人類史を振り返ると、
約700万年前から人類の祖先がいた事となりますが、狩猟を始めたのが約200万年前だそうで、
約1万年前まで狩猟採集で生きてきたそうです。
なので、猿人からカウントすると、約200万年間、
現生人類とされるホモ・サピエンス(約30万年前)からカウントしても、約30万年間、
狩猟採集で生きてきた訳です。
そう考えると、身体の何処かにそういった情報が入っていてもおかしくない筈です。
今の日本は、便利過ぎて、快適過ぎて、多くが最適化され過ぎていて、刺激が足りません。
なので、強制的に身体をいじめる様な刺激を与える事によって、
古来のパワー目覚めよ!的なイメージです、簡単に言うと(笑)
これ、ちなみに、昨日、顧問先でお茶を飲んだ時にも感じました。
昨日、出して頂いたお茶が、いつもより苦かったんです。不味かった、ではないです(笑)
あれ?いつもと違うお茶ですか?と聞くと、そうです、との事。
気になったので、お茶の苦さに関して、調べてみました。
お茶の地域差と味わいの違い
主要産地の特徴
静岡茶(山間部)
- 山間地で栽培され、昼夜の寒暖差が大きい環境
- 甘みと渋みのバランスが良く、繊細な香りと旨みが特徴
- 川根エリアなどは特に「甘みがあり、まろやか」な味わい
宇治茶(京都)
- 旨味・甘みが強い
- 被覆栽培(日光を遮る栽培法)により、テアニン(甘み成分)が豊富
鹿児島茶
- 温暖な気候で育つ
- 静岡に比べて力強い味わい
岐阜(白川茶)
- 標高が高い山間部で栽培
- 強い香りと甘味が特徴
- 寒暖差が大きい環境
寒さと甘みの関係
寒冷地・高地での栽培効果
気温が低い・標高が高い地域では甘くなる。
その理由は、
- 昼夜の寒暖差が大きい
- 日中は光合成が活発
- 夜の低温で茶葉の呼吸が抑えられる
- 結果として養分(甘み成分)が茶葉に蓄積される
- 日照時間が短い
- 標高1,000m以上の高山では日照時間が制限される
- 光合成が穏やかになり、苦み成分(カテキン)の生成が抑えられる
- 甘み成分(テアニン)が多く残る
- 茶葉の成長がゆっくり
- 寒冷な気候で茶葉がゆっくり成長
- アミノ酸や香気成分が豊富に蓄積される時間が長くなる
台湾の高山茶が良い例
標高1,000m以上で栽培される台湾の高山茶は、まさにこの原理の代表例。
- 寒冷な気候と日照時間の短さにより、甘味が高く、味が濃く、苦みが少ない
- 昼夜の激しい気温差により、繊細な香りとまろやかな甘みが生まれる
お茶の成分メカニズム
主要な味わい成分
テアニン(甘み・旨味)
- アミノ酸の一種
- チャノキの根で作られ、葉に運ばれる
- 日光に当たると、カテキンに変化してしまう
カテキン(苦み・渋み)
- ポリフェノールの一種
- 光合成によって増加する
- 暑い時期や日照が強い環境で多く生成される
なぜ寒いと甘くなるのか
茶葉に含まれるテアニンは、太陽光を浴びると光合成によりカテキン(苦み成分)に変化。
寒冷地・高地・山間部では:
- 日照時間が短い、または霧が多い
- テアニンがカテキンに変化する量が少ない
- 結果として甘み成分が多く残り、苦みが少ないお茶になる
これが宇治茶の玉露や抹茶が「被覆栽培」(日光を遮る)で作られる理由。
まとめ
寒い地域・高地で育つお茶は甘くなる傾向がある。
理由は、
- 昼夜の寒暖差で養分が蓄積
- 日照時間が短く、甘み成分がそのまま残る
- 苦み成分の生成が抑えられる
この為、山間部や標高の高い産地のお茶は、「甘み」「旨味」が強く、「苦み」が少ない傾向。
僕の冷水シャワーもこういう側面あるかもしれないですね。
甘くなってるかもしれません(笑)←光合成しないので、無理ですね。
冗談はさておき、要は、生き物はピンチになると、命の危険から身を守ろうとします。
体内に糖(生命エネルギー)を多く蓄積させようとなるのも納得の筈です。
息子が大好きないちごも、ある程度、寒暖差が生じないと、甘くなりません。
で、ですよ。
この命の危険から身を守ろうとする、ある意味、反射的な思考が、マイナス思考です。
身体や心に、ブレーキを掛けてくれるみたいなモノですね。
生きる、言い換えると、自分の生命を維持する為には、やはり必要ですね。
と言うか、放っておくと、自己防衛本能が当たり前に機能するので、
逆を言うと、放っておいてプラス思考にはなれないのではないか、という事です。
世界3大幸福論著者の一人であるアラン(エミール=オーギュスト・シャルティエ)が、
”悲観は気分、楽観は意志”
という言葉を残しています。
一言でいうと、こういう事です。
悲観は自然に湧いてくる。
楽観は自分で選び取り、育てるものだ。
ここにアランの幸福観が集約されています。
✅ 悲観は“気分” ― 何もしなくても訪れる
アランは、悲観的な感情は、
- 天気
- 体調
- 職場のストレス
- 人間関係
といった外部要因に左右される、一時的で反射的なものだと見ています。
つまり、理由がなくても人は落ち込むし、不安になる。
「放っておけば悲観になる」のが人間の自然な傾向だということです。
✅ 楽観は“意志” ― 自分の選択によって生まれる
一方で、楽観は「ただ楽観的に感じること」ではありません。
アランが言う楽観は、
- 状況を正しく見たうえで
- それでも前に進む姿勢を持つ
- 行動によって未来を切り開こうとする
という、能動的な精神の姿勢です。
つまり、
楽観は努力の結果。意思の力。選択。
気分に流されず、意識的に自分を前向きな方向に導くことだと捉えています。
長くなったので、今日はこの辺りで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
合同会社sIn(シン) 長嶋泰人
2件のコメント
ヨッチャ · 2025年11月11日 12:35
お茶は入れる温度でも味が変わりますよね?
お茶屋さんで試飲するとぬるいぐらいですが甘みが感じられます。
上品な味ですが、私はある程度熱い方が飲んだ気がする・・・
sIn-llc 長嶋 · 2025年11月11日 15:50
コメントありがとうございます。
温度は茶葉だけでなく、入れる際にも影響するんですね!
僕は、猫舌なので、熱い・ぬるいの間くらいだと、個人的には有難いです!(笑)