おはようございます!合同会社sInの長嶋です。

さて、2025年も残すところ、数日です。

皆さんは、年末年始を如何お過ごしでしょうか?

幸い?我が家は、妻も含め、実家が浜松市内にあるので、この時期の帰省云々は無関係です。

僕は、かなりの合理主義者なので、普段移動に掛かる苦労より余分に掛かったり、

わざわざ並ぶ時間帯やお店で食事する事は殆どありません。

時期や時間をずらしたり、混んでたらそのままお店を変えてしまいます。

さて、昨日は、年始のコンサートに向けて、年内最後のホール練習でした。

バジル先生に、イップス解消の大いなる答えを頂いたので、早速実践してみましたが、

やはり、かなり効果を体感でき、本番までに、どの程度、治せるか?何なら全快出来るか?

年末年始は楽器の練習にも、精力的に取り組みます!

では、バジル先生による、アレクサンダー・テクニークの詳しい内容を記述します。

以下、楽器の奏法に関する部分が多く登場するので、経験が無い方は少し分かり難いかもしれません。

出来るだけ、イメージが湧くように書くつもりですし、考え方などは楽器奏者以外にも役に立つので、

そういう成分を抽出して、学びに繋げて頂けたらと思います。

何事もそうですが、結果には、必ず原因が伴います。

例えば、資格取得が結果なら、きっと普段の努力や勉強計画など、良い原因があったのでしょう。

頭痛が結果なら、二日酔いの人もいれば、風邪の初期症状の場合もあるでしょう。

つまり、大事なのは、結果に対する、原因を正しく把握する事です。(結果の良し悪し問わず)

さて、今回の僕の身体に起きていた楽器を吹く上での現象(結果)を列挙します。

・楽器を吹くと、首筋に張りを感じる(胸鎖乳突筋)

・音飛びがしにくい(高い音と低い音の移動)

・マウスピース内での、唇の位置が分からなくなっている(マウスピースは楽器の入口につけるモノ)

・構えが安定しない(基本的にチューバは膝の上に楽器を置いて吹きます)

・呼吸が浅い気がする、楽器演奏時だけでなく、普段にも影響が。

・タンギング(音の立ち上がり)がしにくくなった

・残響処理がしにくくなった

こういった現象が起きていて、この1年間、あーでもない、こーでもない、と色々と試してきたので、

何が起きているのかを言語化出来ていたのは、良かったかもしれません。

ただ、1年以上、スランプ状態でも楽器を吹き続けたのは、ハッキリ言ってストレスでした。

でも、結果的に、今回のレッスンを受けた事で、逃げなくて良かった、と思えました。

症状を伝え、その現象が起きる部分の演奏を、実際に聴いてもらいます。

50分程度のレッスンでしたが、実質、僕が楽器を吹いたのは、10分も無いと思います。

先ず、取り掛かったのは、楽器の姿勢の部分です。

僕が構えて、音を吹いてる時に、彼が楽器を動かし、正しく鳴るツボを探します。(所要時間2分)

で、そこからヒアリング、そして、考え、新たな試行をする、こういった事の繰り返しでした。

その際に、絶対に言われないのが、こんな風に吹いてください、です。

あくまで、自然な状態で、マックスパフォーマンスが出る事に寄せていくので、

奏法を強制するようなアプローチは含まれません。

その試行の中で、どうやら、呼吸の際に力みが生まれている、という事が見えてきます。

1年間の間に、プロも含め、色んな人にアドバイスを頼みましたが、

もっと息吸って!とか、息吐き過ぎ!とか、息のスピードの問題とか、口が開き過ぎ!とか

色々言われてきましたが、これらは、あくまでも現象(結果)の一部に過ぎなくて、

根本原因では無かった訳です。

医学で言うなら、対処であって、根治では無い訳です。

呼吸の際に力みが生じている、が見えてくると、合理主義者の僕は、

あ、じゃあ、リラックスして呼吸をすれば良いんですか?と答えを急ぎます。

そりゃ、1年以上悩んでいる訳ですから、早く知りたい訳です。

でも、その後、幾つか呼吸法を試します。

楽器奏法時に、よく言われるのが、腹式呼吸です。

多分、吹奏楽をやった事がある人で、聞いた事が無い人はいないレベルに、よく言われます。

その対?にあるのが、胸式呼吸です。

どちらも空気は肺に入るのですが、入れる場所のイメージが変わります。

で、呼吸法を幾つか試した結果、また一つ原因の深掘りが出来ます。

そしてバジル先生は言います。

多分、背筋を張って(伸びて)しまうのが、呼吸の力みの原因だと思います。

僕は、答えます。

あ、じゃあ、背筋を張らずに呼吸をしたら良いでしょうか?

でも、これ、脳科学的に、あまり良い表現ではないですよね?

〇〇してはいけない。

と脳に指令を出すと、先ずは、〇〇の部分にフォーカスしてしまいますから、

寧ろ、逆効果な事が起きたりします。

少し考えた後、バジル先生は言います。

じゃあ、楽器に向かうように呼吸をし、楽器に向かうように吹いてください。

この指令なら、脳は迷わずに、その動きが出来ますね。

で、これを実行してみると、1年未解決の挙げた悩みが、面白いように同時解決していきます。

楽器を吹く際に、金管奏者はマウスピースの位置を自然と変えながら吹いています。

多くの場合、高い音はマウスピースの上側、低い音はマウスピースの下側で吹きます。

つまり、唇の位置をマウスピースの上で移動(シフト)させながら、吹いている訳です。

そこで、大事な役割を果たしているのが、首です。

首が上下左右に動く事によって、高い音や低い音が出やすいツボに唇をシフトさせるように、

音飛びなどの時に、自然に動いている訳です。

ですが、今の僕は、呼吸時に、背筋が張りすぎる事で、力みが発生しています。

背筋が張ると、首も張ります。

そうなると、フレキシブルに動くべき首が、止まってしまいます。

そうなると、唇のシフトが出来なくなり、音飛びやツボが合わなくなります。

その結果が、今、現れている現象だった訳です。

で、首がフレキシブルに動かないから、それを構えで何とか対応しようとして、

楽器の構え方にも違和感が生じてきた訳です。

で、結論は、楽器に向かう。の一言で全てが改善しました。

少しマニアックになってきたので、一般化します。

今回、僕には、起きている現象(結果)が7個ありました。

それを一つ一つ、つまりミクロの目で見て、処置を行うと、きっと対処になります。

起きている現象、一つ一つを見ながらも、何故、こういった事が起こるのか、

ある意味、マクロな見方をして、何か大きな根本原因があって、

それによって複数の現象が起きているのではないか?という思考によって、僕は救われました。

結果から原因を探す際に、急いではいけない、決めつけてはいけない。

これって、普段の生活、仕事でも、当てはまる場面は多くないですか?

勿論、時間的な制約はあります。

でも、彼は、僕が1年以上も悩み続けてきた事に、たったの50分で、正しい助言をくれました。

ただ、この50分の中で、彼が焦る事はなく、目一杯、僕に向き合ってくれて、

真剣に考え抜いてくれたからこその、トンネルの出口です。

彼は、医者としての観察眼、今までの多くの実績からくる知識、でも決めつけない謙虚さ、

脳科学にも通じる言語力、ヒアリングの丁寧さ、

挙げ出したらキリがないですが、物凄い力量の持ち主でした。

間違いなく、僕の人生を変えた人の内の一人です。

来年は、一旦、楽器から離れる事も真剣に考えていましたからね。

でもですね、ちょっと残念な事があるんです。

彼は、音楽業界の中では、まだまだ”怪しい”って言われ続けてるんです。

今は、YouTubeのお陰で、実際に改善している証拠動画が出回っています。

でも、まだ、”怪しい”って言う声が絶えないそうです。

明日は、その部分に言及してみようと思います。

今日はこの辺りで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

合同会社sIn(シン) 長嶋泰人

カテゴリー: 人財教育ブログ

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