「それなら、AIでできるかもしれませんね」
誰かの話を聞いていると、使えそうな方法を考えたくなります。
知っていることを役立てたい。一緒に形にできたらうれしい。
その気持ちは大切にしながら、僕は、その前に聞いておきたいことがあります。
その人は、本当は何ができたらうれしいんだろう。
同じ相談でも、その先にある希望は違う
例えば、「ホームページを作りたい」という相談があったとします。
新しいお客様に見つけてもらいたいのかもしれない。
自分の仕事を、きちんと説明できる場所が欲しいのかもしれない。
これから始めたいことを、誰かに見てもらいたいのかもしれない。
これは特定のお客様の話ではなく、考え方を伝えるための例です。
同じ「作りたい」でも、その先に思い描いているものは違うはずです。
そこを聞かずに作り方だけを決めてしまったら、形はできても、本人が望んでいたところへ近づけないことがあると思うんです。
まだ、うまく言葉になっていなくてもいい
「何がしたいですか」と聞かれて、すぐに答えられることばかりではありません。
なんとなく気になっている。
今のやり方を少し変えたい。
できるか分からないけれど、こんなことを考えている。
僕は、その段階から一緒に考えられる関わり方を大切にしたいです。
話しているうちに、やりたいことが変わってもいい。
実際に少し試したら、「こっちの方が近い」と分かることもあるでしょう。
最初の言葉をそのまま実行することだけが、相手の希望を大切にすることではないと思っています。
聞き直したり、確かめたりしながら、一緒に輪郭を見つけていきたい。
方法を選べることも、大切にしたい
AIは、そのために使える道具の一つです。
マーケティングや商品設計、人財教育の知識が役立つこともあるでしょう。僕だけでは難しければ、専門家や人とのつながりを頼る方法もあります。
僕が知っている方法に、相手の希望を合わせてもらうのではなく、その人が望むことに合わせて、使える方法を一緒に考える。
その先で、本人が「これをやってみよう」と選べることを大切にしたいです。
次に誰かと相談するとき、自分のやりたいことを考えるときも、少しだけ立ち止まって聞いてみたいと思います。
「それができたら、何が変わるとうれしい?」
答えを急がず、その話を聞く。
「こんなこと、できたらいいな。」
その言葉から始まる未来を、一緒に形にしていきたいと思っています。
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